大学時代は4年生の秋ごろまでサークル活動に注力していたこともあり、焦りを抱きつつもなかなか就職活動に向き合えない状況が続いていました。うまく両立している同期を横目に劣等感を持っていたことを覚えています。
先輩の紹介でつながったエージェントさんの力を借りながら、とりあえずいろんな会社の話しを聞いてみようというようなモチベーションでした。その中で、雰囲気や考え方がフィットしたこの会社に決めました。
決め手としては大きく二つあります。一つ目は考え方です。弊社ではいわゆるビジネスマッチングサービスを運営していますが、サービス立ち上げの想いとして「素晴らしい技術を持っている中小企業に光を当てる」という考えがあると面接で聞きました。
自分の父親が映像関係の一人会社を経営していて、素晴らしい作品を作っていてもなかなかマネタイズができないという状況を体感していたため、この考え方にとても共感したことを覚えています。
もう一つは環境です。入社してから営業職として4か月目になりますが、自分たちが相対するのは主に中小企業やベンチャー企業の社長さんです。様々な会社の経営者と直接話すことは緊張したり大変な部分がありつつ、様々な価値観に触れることができることは面白いと感じました。
大変なことは、自分が今まで生きてきて殆ど関心を持ってこなかったITという業界に身を置いている点です。全くと言っていいほど知識がない状態で働き始めたため、覚えなければならないことの多さに疲弊することはありますが、自分から見る世界の解像度が徐々に上がっていく感覚には面白さを感じています。
また社内においても社員と社長の距離が近く、会社経営の現場を常に近くで体感できることは大きなメリットだと思います。大手企業に入社した同期の話を聞いていても、こういった環境は貴重なんだと痛感しています。
一番はお客さんに喜んでもらうことです。よく言われていることで綺麗事だと自分も感じていましたが、実際に仕事を通じてお客さんに感謝のことばをいただけると、本当に嬉しいんだなと実感しています。
これからは営業だけでなく企画などにも参加し、もっと多くのお客さんに喜んでもらえるサービスを作っていきたいです。
長い社会人生活をスタートするにあたって、どの会社で働くべきか、何がしたいのか、わからないことだらけだと思います。自分もそうでした。しかし、今は先のことを考えても10年先にどんな世界になっているかわからない世の中です。
与えられた場で努力する、という考えが大事になってくると思います。それを続けていくうちに色々な価値観に触れ、自ずと進みたい道が見えてくるものなのかなと最近感じています。皆さんの未来が明るくありますように。就活頑張ってください!